あけましておめでとうございます。
昨年は後半、すっかりご無沙汰してしまい、久しぶりの投稿になります。
京都深草に石峰寺という黄檗宗のお寺があり、そこは江戸中期の画家、特に鶏の絵で有名な伊藤若冲ゆかりの寺として有名です。境内から赤門をくぐり、裏山に分け入ると、若冲がデザインし、石工に彫らせた石仏五百羅漢が山の起伏に沿って安置されています。石仏だが、表情やお姿が豊かで、愛くるしく、配置にストーリー性があるため、お伽話の世界に紛れ込んでしまった感じがしました。作庭とは違う屋外の空間デザインの形をみたような気がします。
昨年の東京、京都展に続き、現在、プライスコレクション「若冲と江戸絵画」展が九州、愛知を巡回しているようです。