仕事に行き詰まり、事務所の玄関(和風)の壁に何か飾り付けをしたいなと思いつき、ある京都人に相談したところ、嵯峨面はどうかと。早速調べてみると、能面とは違い、表情に愛嬌があり、色合いもなんとなくモダンな感じで、厄除けの意味が込められているということで、まさにイメージにぴったり。早速購入することにしました。
嵯峨面とは、京都嵯峨の郷土土産として作られていたが、廃れてしまい、現在、藤原孚石氏が復興させ、製作されているとのこと。お多福や鬼といった節分をイメージしたものや十二支、魔除け、厄除けなど約30種類ほどあるそうです。値段もお手頃で、京都のお土産として、新築祝いとして、年末の贈答品として、最適ではないでしょうか。和風の家でも、洋風の家でもしっくりいくような気がします。
麺の次は面のお話でした。
今も昔も文化の発信基地である京都。京都でしか味わえない美味なるものが数多くあります。その中の一つで、私が注目しているのがカレーうどん中華麺。日本語的におかしいのですが、京都のおうどんやさんでは通じるはず。要は、カレーうどんのうどんの麺の代わりに中華ソバの麺を入れたもの。出汁は当然うどんの出汁ですから、ラーメンの出汁にカレーを入れたカレーラーメンとは似て非なるもの。カレーうどんも美味しいが、中華麺の甘みが加味されたカレーうどん中華麺は絶品。食べ方の流儀としては、写真のようにカレーうどん中華麺と一緒に白飯を注文すること。カレーうどん中華麺を白飯の上にかけて、一緒に食すると和風カレーライスも同時に味わえる。京都にお越しの際は是非お試しください。何年後かには全国でブームになること間違いなし。
ちなみに、京都にはささめうどんという極細のうどん麺があり、カレーうどんささめ麺というのもよくあります。