鶴岡市の繁華街に江戸時代の酒蔵を日本料理屋として再生されたお店「蔵屋敷LUNA」があるということで、早速訪れてみることに。蔵の外観はモダンに改装され、少しどうかと思うが、内部は当時の柱、登り梁、窓そのままということで、素晴らしい。建物を見るだけでも価値がある。パラゴン、ハーツフィールドと並ぶOLD JBL、OLYMPUSも拝めました。肝心の料理の方も、食の都・庄内の素材をふんだんに用いた創作日本料理ということで、予想以上に満足。特に春を告げる魚・サクラマスは絶品。また、バーニャカウダなる料理も初めて経験でき、収穫多き庄内の夜でした。
久々の投稿。実父の納骨のため、今年の正月に続き、庄内を訪れた。3月15日のJRダイヤ改正により、廃止になった銀河と同様、寝台特急日本海の本数が2往復から1往復に減り、しかも残った列車が庄内に夜中の3時ぐらいに着くということで、事実上、庄内への移動には使えなくなってしまった。関西と庄内を繋ぐ鉄道が消滅したことに等しい。地域と地域をダイレクトに結ぶ路線は最低限残しておかなければならないと思うのだが。採算ばかり追求するJRのやり方は、旅行者や鉄道を愛する者を切り捨てるということだ。もう少し、鉄道の旅の楽しみを提案する路線づくりというものが必要に違いない。
ということで、今回、伊丹から新潟へ空路を使い、新潟から鶴岡まで特急いなほで移動。伊丹から庄内まで直接空路という手があるのだが、何せ運賃が高い。たぶん新潟経由が一番運賃が安いと思う(駅レンタカーを使用するという条件も含めて)。雪化粧が美しい鳥海山が迎えてくれた。