• 2013.07.08 Monday
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JUGEMテーマ:地域/ローカル
 京都ゴルフ倶楽部
京都ゴルフ倶楽部・クラブハウス
京都ゴルフ倶楽部

京都ゴルフ倶楽部

 先日、京都市街の北、上賀茂神社の敷地内にあるゴルフ場、京都ゴルフ倶楽部に紅葉狩りに行って来ました。ゴルフらしき行為をした覚えはかすかにあるのですが、スコアなどは全く記憶や記録にはなく、ただ、箱庭のように美しいコースと見事に色付いた紅葉だけが脳裏に焼きついています。コース内には葵祭りの神事が執り行われる御神木や古式泳法が行われる池があり、歴史探訪をした記憶はあるのですが、ゴルフボールを130回近くしばいたことなど全く覚えていません。次回こそはしっかりゴルフをしたいと思います。






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 龍吟庵・無の庭
 無の庭
龍吟庵・龍の庭
 龍の庭
龍吟庵・不離の庭
 不離の庭

 秋の特別拝観ということで、東福寺塔頭の一つである龍吟庵が開放されていることを知り、紅葉狩りを兼ねて、行ってきました。建物の方丈は室町時代初期作の現存最古の方丈建築で国宝。庭は前にご紹介した作庭家・重森三玲氏の代表作。最古の方丈建築とモダンで抽象的な庭園との対比、無と無から生まれた龍の動きとの対比、境内の石庭と塀外の紅葉や緑との対比等、様々なコントラストによる調和が楽しめました。




炉開き
炉開き
煮え
煮え(鳴り金)

 11月はこれまで使用していた風炉を片付け、炉を開き、初夏に摘んで寝かせてあった新茶を初めて使う口切を行うため、茶人の正月と言われています。茶釜の湯が沸くときに鳴るシュンシュンという音(釜鳴り)は、たいへん心が落ち着くものですが、釜鳴りの音をより心地よいものにするために、釜の底に煮え(鳴り金)といわれる仕掛けがあることをお茶の先生から伺い、実際に釜の底を見せていただきました。薄い鉄片を景色良く漆で接着したもののようです。煮えが付いているから釜鳴りがするというものではなく、音を増幅するために付けたものらしく、京都の釜には付いているが、その他の地域で作られる釜には付いていないようです。
 茶の世界では、湯の沸き加減を湯相というそうで、千利休は湯相を「蚯音(きゅうおん)」「蟹眼(かいがん)」「連珠(れんじゅ)」「魚目(ぎょもく)」「松風(しょうふう)」の五つに分け、シュンシュンと釜鳴りする状態の「松風」(松籟)をよしとしたようです。
 湯の沸く音にじっくりと耳を傾けるという行いは、茶の世界を除いて、我々の普段の生活ではほとんど失われてしまった気がします。日本人にしか感じられない価値観を日本人自身が失ってしまうことは大きな損失です。現代に生きる日本人の我々も、利休に負けず、湯の沸く音に風情を感じるための仕掛けや空間を考えていかなければいけないと思います。







 

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